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[後記] オペリータ「うたをさがして」序章 を観劇して

日記です。




《 旋律は、音楽のあらゆる要素のうちでもっとも耳に感じやすく、もっとも獲得しにくい物だ.. 》


と、作曲家 ストラビンスキーが語っていました。 そこでは、あのベートーベンが全生涯にわたって、自分に不足していた 旋律 の才能を哀願しつづけていた、とも述べています。




多種多様なカテゴリーに分断されてしまって、複雑な問題も絡み合い苦悩している現代だからこそ、今


『うた(旋律)』


なのかな。。



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長い年月に亘って音楽のいろいろな地を、その知的な観察眼とともに旅をして来られた 齋藤徹(cb) さん。

そして、(cb)さん、喜多直毅(vl)さん、さとうじゅんこ(歌)さん からなるこの 『うたをさがして』トリオを初めて聞いたのは、西荻窪のアケタの店で2年ほど前でしたか。



即興音楽や現代音楽などの複雑な音楽をも通り、到達した徹さんの 『うた(旋律)』の世界にとても興味をもって聞いていたし、拝見するたびにいつも心に何か熱いものを感じさせて貰っていました。


と同時に、特定の音楽体系の重力に捕捉されて只々周回軌道をさ迷っている、己の小ささも浮き彫りに。。演奏をみて、広い視野を授かって帰る日も多々でした。。




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今回は、 昨年の来日公演でも驚くべきパフォーマンスを披露してくれた ジャン・サスポータスさん (ヴェム・ベンダース監督の3D映画 『Pina』にも出演)とともに。 乾千恵さん作 オペリータ 『うたをさがして』序章 としての公演。予てより、とても楽しみにしていました。

脚本ができてから時間もあまり無かったそうですが、言葉と音、ダンスとの複雑な絡みを克服して、良く漕ぎ着けたものだなぁと。。4人のポテンシャルの高さにもあらためて感服。

311の震災という私たち日本人にとって共通の問題。この作品は、これを受けての着想でもあるわけです。

ジャンさんの、内面に熱いものを秘めた繊細な動き。徹さんの激しく厳しくも何処か勇気づけられる楽曲(うた)。そして、それに光と色彩を音で投影する三人の音楽。。


このオペリータ(小オペラは)、発展系だそうです。


来年の公演での進化が、ますます楽しみになります。。




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齋藤 徹 さんのブログ での関連記事↓

http://travessiart.com/blog/5521/


http://travessiart.com/blog/5505/




[ 2013/03/05 15:04 ] ライヴ・レポート | TB(0) | CM(0)
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4/4(土)15:00-
【Mesa~ブラジル音楽の食卓~】
新富町マデイラ
オオタマルg、齋藤徹cb、さとうじゅんこvo、喜多直毅vl

4/11(土)朝11:00-
【オオタマルのショーロ教室】
西巣鴨マルメラアダ

4/17(金)19:30-
【ホーダ・ヂ・ショーロ】
吉祥寺アウボラーダ

4/18(土)19:00-
【ブラジルナイト@小岩倶楽部】
小岩 カフェ小岩倶楽部
(東京都江戸川区南小岩5丁目21−15)
℡ 03-3673-3193
オオタマル7g,他 ※禁煙>

4/22(水)20:00-
【オオタマル(g,vo)のソロ】
平井タイム・アフター・タイム
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4/25(土)19:30-
【オオタマルg,vo ライヴ】
吉祥寺アウボラーダ
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5/23(土)15:00-
【オオタマルg,vo ライヴ】
新富町マデイラ
オオタマル7g,vo 小森慶子cl ねこいちperc ※禁煙>

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